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- 歯が痛い・しみる・親知らずがうずく
歯に違和感があればお早めにご相談を ~虫歯・根管治療・親知らずの抜歯~
長崎県佐世保市の歯医者「左石歯科医院」は、松浦鉄道「左石駅」から徒歩2分の場所にあります。当院では、地域密着で歯科医療をご提供するため、幅広い診療項目に対応しており、子どもからご年配の方まで安心して通っていただけます。ここでは、一般歯科の診療で行っている、虫歯治療・根管治療、親知らずの抜歯についてご説明します。
虫歯のメカニズムを知って早期に対処しましょう
誰もがかかる可能性がある虫歯は、お口のトラブルの代表的なものです。歯が溶かされていく段階に応じて、それぞれ処置が異なりますが、進行すればするほど治療に時間も費用もかかります。早期発見・早期治療なら、歯質へのダメージも小さく抑えられるのです。歯に違和感があったときは、どんなことでも結構ですので、できるだけお早めにご相談ください。
こんな症状がありませんか? ~虫歯の前兆~
- 歯の表面に白濁して見える部分がある
- 歯の表面の溝が黒ずんできている
- 歯に穴が空いたり欠けたりしている部分がある
- 冷たいものを口にすると歯が痛い・しみる
- 甘いものを食べたときに歯が痛い・しみる
- 温かいものを口にしても歯が痛い・しみる
- なにもしていなくても歯がズキズキと痛い
虫歯の仕組みと原因
虫歯は、口腔中に生息する虫歯菌が原因のお口の感染症です。ほとんどの方が、幼少期に家族など身近な人のお口からだ液を介して虫歯菌に感染します。
普段、虫歯菌は歯垢(プラーク)の中に潜んでいますが、お口の中に糖分が残っているとそれを栄養源にして「酸」を生み出します。この「酸」によって歯質が溶かされていくのが虫歯です。虫歯菌は食後約30分ほどで活発化しますので、お口の中から糖分を減らすための歯磨きをそれまでに行う必要があります。
虫歯の進行段階と治療法
一度溶かされた天然歯の歯質は、二度と元通りになることはありません。ごく初期に限っては歯質の再石灰化を促せば治癒することもありえますが、何らかの虫歯の症状(痛み・しみる)が出ているなら、自然治癒は見込めないほど進行しています。そのため、汚染された部位を削り取り、人工物(詰め物・被せ物など)で歯質を補う処置が必要になります。
C0
歯の表面が白濁して見える程度の状態です。まだ痛みなどはありません。
治療法
この段階なら、適切な歯磨きとフッ素を使って再石灰化を促すことで自然治癒することがあります。
C1・C2
C1はエナメル質が溶かされています。C2は象牙質まで溶かされています。痛みを感じるようになっています。
治療法
虫歯に汚染された部位を削り取り、歯科用プラスチック(レジン)や詰め物(インレー)で歯を補います。
C3・C4
C3は歯の内部の神経まで虫歯に汚染されており、激しい痛みを感じます。C4は神経が死んでしまい痛みを感じません。
治療法
専用器具を使って、汚染された歯質や歯の内部の組織を除去する「根管治療」を行います。C4の場合は、最悪のケースでは抜歯が必要となります。
虫歯は予防できる病気です
原因とメカニズムが解明されている虫歯は、適切な処置とケアでしっかり予防できます。虫歯予防のためには、毎日のセルフケアに加え、歯科医院で受けるプロケアも活用する必要があります。
当院は予防歯科にも力を入れ、予防処置メニューも豊富にご用意しています。お気軽にご利用ください。
歯ぐきのトラブルもご相談ください
歯ぐきに炎症が起こったり、出血があったりするなら、それは歯周病の可能性があります。歯周病も細菌による感染症で、はじめは歯ぐきに炎症が起こり、進行するにつれあごの骨が溶かされて歯を支えきれなくなる病気で、ほとんど自覚症状がないまま進行してしまいます。
当院では、歯周病治療にも対応しています。お口の中に違和感を覚えたら、お早めにご相談ください。
深い虫歯でも歯の根っこを残す~根管治療~
根管治療(こんかんちりょう)は、歯の神経や血管が通る「歯髄(しずい)」まで汚染されているC3以上の虫歯に対して行う処置です。
根管治療では、かつては抜歯するしかなかったようなひどい虫歯でも、天然の歯の根っこを残すことが可能となります。根管治療は歯の内部からしっかり汚染物質を取り除き、消毒できていないと再発リスクがあります、再治療は非常に時間も手間もかかるため、初回治療での精密さが要求される治療です。
抜歯は歯列のバランスを崩し、お口にとってあまりよいことではありません。
当院では、できるだけ歯を抜かない治療を心がけています。それがお口全体の健康を守るために重要だと考えるからです。また、再治療が必要とならないよう、医療用拡大鏡やNiTiファイルを採用して丁寧で精密な治療を行っています。
根管治療の流れ
歯の内部から歯質や歯髄などの汚染された組織をしっかり除去します。取り残しがあると再発リスクがあります。
歯の内部に消毒薬を含ませた綿等を入れてフタをし、しばらく消毒します。膿が止まるまでこれを続けます。
しっかり消毒できたことが確認したのち、薬剤を隙間なく歯の内部に詰めます。薬剤で密封することで再発を防ぎます。
大きく削られた歯根部をカバーするために、被せ物(クラウン)を装着して完成です。被せ物の中には支柱を立て、土台を作ります。
根管治療では、あらかじめ麻酔を行って処置します。当院では、できるだけ痛みを感じさせない工夫で、患者さんの心身の負担を軽減する取り組みを行っています。
ほとんどのケースで抜歯!?~親知らず~
親知らずは両奥歯のさらに奥に生えてくる上下4本の歯です。すべての乳歯が永久歯に生え変わった後、20歳前後くらいから生えてきますが、ごくたまに親知らずが生えてこない方もいらっしゃいます。トラブルの元になりやすい歯であることから、親知らずが生えた多くの方が抜歯をすることになります。
親知らずは残せない?
やわらかい食事が多い現代人のあごは、古代人と比べて発達しておらず、親知らずがきちんと生えそろうスペースが不足しているケースがほとんどです。そのため、親知らずが斜めや前向き・横向きに生えてきて、周囲の歯や歯肉を圧迫して痛みを感じることがあります。
また、まっすぐ生えていても歯ブラシが届かずに虫歯になりやすいこともあり、ほとんどのケースで抜歯することになります。親知らずをトラブルなく維持できれば、将来他の歯を失ったときに活用できるため残すこともありますが、そういう方はごく少数です。
親知らずの抜歯の流れ
STEP1 検査・説明
STEP2 清掃
STEP3 麻酔・抜歯
STEP4 諸注意・確認